心のつぶやきを吐き出す裏ブログです。
ブログのプロフィール
〈管理人名〉 O-bake
〈趣味〉 創作とクラシック音楽
〈主な内容〉
創作に関する覚書
ごくたまに掌編を掲載
テリトリーは童話からYAまで
〈お願い〉
時々、言葉が足りないために意味不明な文章があったり、攻撃的な文章がありますが、ここは毒吐き場なので、どうぞ見過ごしてやってください。
〈連絡先〉
管理人へのメッセージは、こちらのフォームからどうぞ
〈本家ブログ〉
びおら弾きの微妙にズレた日々
(一方通行です)
〈趣味〉 創作とクラシック音楽
〈主な内容〉
創作に関する覚書
ごくたまに掌編を掲載
テリトリーは童話からYAまで
〈お願い〉
時々、言葉が足りないために意味不明な文章があったり、攻撃的な文章がありますが、ここは毒吐き場なので、どうぞ見過ごしてやってください。
〈連絡先〉
管理人へのメッセージは、こちらのフォームからどうぞ
〈本家ブログ〉
びおら弾きの微妙にズレた日々
(一方通行です)
アーカイブ
アクセス解析
アナライズ
×
[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。
つい、1週間ほど前のこと、会の外部から講師を招いて、完成したばかりの同人誌を合評する機会があった。講師は毎年変わるので、いろいろな視点から児童文学というものを眺めることができるし、逆に、多少の当たり外れは覚悟しておかなくてはいけない。
今年はたぶん、当たり年。少なくとも自分にとっては。講師の先生は、もともと詩をお書きになるので、言葉そのもの意味や価値を非常に大切にされる。短編・長編にかかわらず、作者の文章と文意をきちんと受け止めた上でアドバイスを下さるのが嬉しかった。
(長いので以下はたたみます)
今年はたぶん、当たり年。少なくとも自分にとっては。講師の先生は、もともと詩をお書きになるので、言葉そのもの意味や価値を非常に大切にされる。短編・長編にかかわらず、作者の文章と文意をきちんと受け止めた上でアドバイスを下さるのが嬉しかった。
(長いので以下はたたみます)
PR
同人誌をやっていると、それこそ色んなレベルの人の作品を読んで評を述べなくてはいけない場面があるわけで、それは、出版作品の感想を書くより数倍難しい。
というのは、技量が不足しがちな分、本当に伝えたいことと、実際の文章が乖離してしまうことがありがちだから。
その乖離を縮める方向にアドバイスするのが、あるべき合評の姿だと思うのだけど、作者が本当に意図するものを汲み取るのは、迷路をたどるみたいに難しい。作者の感性が個性的ならなおさらのこと。
うまく汲み取れた時には、世界が広がるような感動さえ覚えるし、失敗すると、何がなんだかよくわからないまま作者の感性を殺いでしまうような意見を持ってしまう。
作品の底に流れるものをうまく捕まえるのは、至難の業で、しかも作品の核を生かすか殺すかがかかっているのだから、合評は恐いなあと思う。それで時々、当り障りのない感想を言って逃げようかと思うこともあるけど、それはそれで後味が悪いのね。
というのは、技量が不足しがちな分、本当に伝えたいことと、実際の文章が乖離してしまうことがありがちだから。
その乖離を縮める方向にアドバイスするのが、あるべき合評の姿だと思うのだけど、作者が本当に意図するものを汲み取るのは、迷路をたどるみたいに難しい。作者の感性が個性的ならなおさらのこと。
うまく汲み取れた時には、世界が広がるような感動さえ覚えるし、失敗すると、何がなんだかよくわからないまま作者の感性を殺いでしまうような意見を持ってしまう。
作品の底に流れるものをうまく捕まえるのは、至難の業で、しかも作品の核を生かすか殺すかがかかっているのだから、合評は恐いなあと思う。それで時々、当り障りのない感想を言って逃げようかと思うこともあるけど、それはそれで後味が悪いのね。
地元のケーブルTVの番組内で、昔、自分が同人誌に載せた作品を読み聞かせしてもらえることになった。
ケーブル局オリジナルの情報番組があって、その中に5分ほどのお話読み聞かせコーナーがある。そこで扱う話に、地元発の物語を取り上げたいということで、うちの同人誌に白羽の矢がたったようだ。
局の担当者さんが過去の同人誌すべてに目を通し、使えそうな短編を選び出して、イラストをつけてくれる。画面的には、アナウンサーが物語を読み上げる横にイラストが添えられる形。
春にこのコーナーが始まり、これまで3篇の物語を取り上げてもらった。秋から続きということで、またまた3篇を取り上げてもらい、そのなかに拙作が入っていたわけだ。
最初に連絡を受けたときは「ふーん、そうか、良かったな」ぐらいにしか思えなかったが、先日電話で話の区切り方の打ち合わせ(1章あたりの分量が多いので、放送時間に合わせて適当な長さで区切る必要があり、その場所については作者が指示する)をしていたら、急に現実味を帯びてきた。
放映日は、見逃さないよう、テレビの前で番をしていそうだな。
それでどんな話が取り上げられるかって? オバケ屋敷に置いてあったくまシリーズの1作目ですよ。
ケーブル局オリジナルの情報番組があって、その中に5分ほどのお話読み聞かせコーナーがある。そこで扱う話に、地元発の物語を取り上げたいということで、うちの同人誌に白羽の矢がたったようだ。
局の担当者さんが過去の同人誌すべてに目を通し、使えそうな短編を選び出して、イラストをつけてくれる。画面的には、アナウンサーが物語を読み上げる横にイラストが添えられる形。
春にこのコーナーが始まり、これまで3篇の物語を取り上げてもらった。秋から続きということで、またまた3篇を取り上げてもらい、そのなかに拙作が入っていたわけだ。
最初に連絡を受けたときは「ふーん、そうか、良かったな」ぐらいにしか思えなかったが、先日電話で話の区切り方の打ち合わせ(1章あたりの分量が多いので、放送時間に合わせて適当な長さで区切る必要があり、その場所については作者が指示する)をしていたら、急に現実味を帯びてきた。
放映日は、見逃さないよう、テレビの前で番をしていそうだな。
それでどんな話が取り上げられるかって? オバケ屋敷に置いてあったくまシリーズの1作目ですよ。
今年の同人誌が完成!
電話帳のような分厚さは相変わらず。
ぱらぱらとめくると、随所に素敵なイラストが見える。どれもほとんど作者さんの手で描かれたもの。うちの会、なぜか絵心のある人が多い。文章のセンスがある人は絵のセンスもあるのだろう。
自分の場合は、絵がまったくだめなので、毎年イラストもカットもつけていない。でもやっぱり多少なりとも挿絵やイラストがあれば、話の印象が変わるかもしれないな。
作品の熱気が冷めかけたと講師の先生が心配してみえる。
同感。上手い作品は増えたけど、そのぶん、文章をまとめるコツを掴んでいるので「慣れ」が作品の中に見えてるのもあるし、何より、日常生活が忙しく、仕事と家事の合間にどうにか書く時間を確保している人がほとんどで、書く動機が「書きたい何かがあるから」ではなく、むしろ「同人誌に載せたいから/載せなくてはいけないから」になっているせいだろうと感じている。
極楽トンボのような生活をしている自分にしても、今回の作品は無理無理絞り出したという気がしないでもない。
ここから先はごくごく個人的な考えなので、「よい子は真似しないで下さい」と予防線を張って、記事をたたんでおこう。
電話帳のような分厚さは相変わらず。
ぱらぱらとめくると、随所に素敵なイラストが見える。どれもほとんど作者さんの手で描かれたもの。うちの会、なぜか絵心のある人が多い。文章のセンスがある人は絵のセンスもあるのだろう。
自分の場合は、絵がまったくだめなので、毎年イラストもカットもつけていない。でもやっぱり多少なりとも挿絵やイラストがあれば、話の印象が変わるかもしれないな。
作品の熱気が冷めかけたと講師の先生が心配してみえる。
同感。上手い作品は増えたけど、そのぶん、文章をまとめるコツを掴んでいるので「慣れ」が作品の中に見えてるのもあるし、何より、日常生活が忙しく、仕事と家事の合間にどうにか書く時間を確保している人がほとんどで、書く動機が「書きたい何かがあるから」ではなく、むしろ「同人誌に載せたいから/載せなくてはいけないから」になっているせいだろうと感じている。
極楽トンボのような生活をしている自分にしても、今回の作品は無理無理絞り出したという気がしないでもない。
ここから先はごくごく個人的な考えなので、「よい子は真似しないで下さい」と予防線を張って、記事をたたんでおこう。
「水の精霊 第三部」を読み終えた。個人的にツボに来る描写が山ほどあって、参った参った。既知の場所がいくつも登場するというのは表のブログでも書いたけれど、それ以外にもいろいろと。
中でも、人間の無意識の集合体とでもいうべき「海」の登場には驚いた。人の魂の種のようなものが生まれて帰っていく場所として海を設定しているなんて!
同じようなことを思いつく人がほかにも結構いると見た。人間は、もとをたどれば、海から発生しているから、海から来て海に帰るという発想が自然と生まれるのかもしれないな。特に日本は海に囲まれているし。
あちこちで色んな海を見たけど、自分的に一番印象深いのは、月夜の砂丘の向こうで青白く輝く海。この海に遭遇していなかったら、「ひびきの森~」の物語は、全然違うものになっていたのではないかと思う。
中でも、人間の無意識の集合体とでもいうべき「海」の登場には驚いた。人の魂の種のようなものが生まれて帰っていく場所として海を設定しているなんて!
同じようなことを思いつく人がほかにも結構いると見た。人間は、もとをたどれば、海から発生しているから、海から来て海に帰るという発想が自然と生まれるのかもしれないな。特に日本は海に囲まれているし。
あちこちで色んな海を見たけど、自分的に一番印象深いのは、月夜の砂丘の向こうで青白く輝く海。この海に遭遇していなかったら、「ひびきの森~」の物語は、全然違うものになっていたのではないかと思う。
公募用作品をひとつ、おくり出した。今月末は、比較的有名な公募の締め切りが2件あって、最初は公募Cに出すつもりだったけれど、いろいろ問題が発覚して、これは半年先の公募Kに回すことにした。
で、かわりに公募Sに出すことにして、あわてて過去の作品を引っ張り出し改稿。幸い、関連資料は読んであったので、それをもとに設定をやりなおし。
改稿とはいえ、50枚中、8割を新たに書き下ろしているので、書いた分量は結局一作品を書くのと変わらないかも。
改稿するときの落とし穴は、つい、なおす前の設定に引きずられてしまうこと。うっかりすると、自分しか事情がわかっていない、ということになる。それで何度失敗したことか……。
それにしても毎度毎度、期限前ギリギリなのよねぇ。毎回「火事場の馬鹿力」を当てにしてるというか。これにこりて、公募K用の作品は10月中に8割は書くぞ。
あと、10月は資料本をできるだけ読んで来年3月末締め切りの公募Fの下地を作らなくては。
で、かわりに公募Sに出すことにして、あわてて過去の作品を引っ張り出し改稿。幸い、関連資料は読んであったので、それをもとに設定をやりなおし。
改稿とはいえ、50枚中、8割を新たに書き下ろしているので、書いた分量は結局一作品を書くのと変わらないかも。
改稿するときの落とし穴は、つい、なおす前の設定に引きずられてしまうこと。うっかりすると、自分しか事情がわかっていない、ということになる。それで何度失敗したことか……。
それにしても毎度毎度、期限前ギリギリなのよねぇ。毎回「火事場の馬鹿力」を当てにしてるというか。これにこりて、公募K用の作品は10月中に8割は書くぞ。
あと、10月は資料本をできるだけ読んで来年3月末締め切りの公募Fの下地を作らなくては。
今朝、目覚まし代わりのラジオから懐かしい歌声が聞こえてきた。小田さんだった。曲は「ラブストーリーは突然に」
そうだ、今日は小田さんの誕生日ではないか! しかも60回目の!
赤いちゃんちゃんこを着る小田さん……(ありえない)
還暦を迎えてなお、現役。
もうじき終わっちゃうけど、N○Kの朝ドラの主題歌歌ってるし。
すごいなぁ。この人は一生走りつづける気がする。焦らず手を抜かず、あくまでもマイペースで。
思春期に大量に小田さんの曲を聴いたせいか、今でも書き言葉のリズムにその影響が残っている。
25年前は友人と大騒ぎしたこの日も、今はひっそりと「おめでとうございます」
そうだ、今日は小田さんの誕生日ではないか! しかも60回目の!
赤いちゃんちゃんこを着る小田さん……(ありえない)
還暦を迎えてなお、現役。
もうじき終わっちゃうけど、N○Kの朝ドラの主題歌歌ってるし。
すごいなぁ。この人は一生走りつづける気がする。焦らず手を抜かず、あくまでもマイペースで。
思春期に大量に小田さんの曲を聴いたせいか、今でも書き言葉のリズムにその影響が残っている。
25年前は友人と大騒ぎしたこの日も、今はひっそりと「おめでとうございます」
裏コメントでございます。
表記事はこれ。
前に自分が書いた物語と、舞台の設定がひどく似ている箇所があって驚いた。ある方から指摘を受けていたものの、こんなにそっくりだとは。
それが何かと言うと、山中の湖にひっそりと建つ宮殿。この宮殿は「夢の花」の世界では夢の花を育む場所として湖中に現れることになっている。さらに夢の花の世界は、人の眠り→死にとても近い場所なのだとも。
極めつけが、夢の花の世界へ人の魂がいざなわれるきっかけ、それが花の息子の魂を持つ放浪芸人の歌声だったりする。彼が、失って二度と戻らないものを夢見る歌を歌うと、いくつもの魂が反応して湖のほとりに集まってくる。
場所の設定だけでなく、それが意味するものも似てるところがありすぎる。
くそう、有名作家の先行作品にはかなわないや。
それとも人間の心の奥深く、無意識の層には共通する記憶があるとでもいうんだろうか。ユングが提唱していたように。
表記事はこれ。
前に自分が書いた物語と、舞台の設定がひどく似ている箇所があって驚いた。ある方から指摘を受けていたものの、こんなにそっくりだとは。
それが何かと言うと、山中の湖にひっそりと建つ宮殿。この宮殿は「夢の花」の世界では夢の花を育む場所として湖中に現れることになっている。さらに夢の花の世界は、人の眠り→死にとても近い場所なのだとも。
極めつけが、夢の花の世界へ人の魂がいざなわれるきっかけ、それが花の息子の魂を持つ放浪芸人の歌声だったりする。彼が、失って二度と戻らないものを夢見る歌を歌うと、いくつもの魂が反応して湖のほとりに集まってくる。
場所の設定だけでなく、それが意味するものも似てるところがありすぎる。
くそう、有名作家の先行作品にはかなわないや。
それとも人間の心の奥深く、無意識の層には共通する記憶があるとでもいうんだろうか。ユングが提唱していたように。
ってわけではないが、涼しくなったので、まともにびおらを練習する気になった。これまでは楽器を出してもあまりに暑くてやる気が出ず、「とりあえず音を出して終わり」だったのだ。
第九を練習して、自分の音に耳を傾ける余裕が出てきた。何度も弾いた曲なので、「ここはこういう音質でなくては」というのが見えている分、やりやすい。
ハイドンの「ひばり」も手をつけた。これまた、CDでよく聴いているので「こんな音色で弾きたい」というねらいを定めやすく、練習しやすい。よい音の出るポジションを考えたり、弓の使い方を考えたりして、少しでも理想に近づくように何度でも同じ場所を弾く。
こんな風に練習していると、以前に書いた物語を懐かしく思い出す。弦楽器弾きが登場する話。
上達のスピードに差はあるとしても、最初から上手い人はいない。こつこつと練習を重ねて、あるいはたくさん弾き込んで、ようやく楽器を自分の身体のようにあやつれるようになる。少しずつ上手くなる過程が面白いんだよな。
もっとも、本当の問題はそこから先で、どんな音を目指すかで音楽の質が決まってしまうのだけど。
物語を書くときも似てるんだよね。あるべき形が見えてさえいれば、それに近づけるように何度でも書き直せる。問題は何を目指すか、だ。
たくさん読んでたくさん書かなくちゃ。
第九を練習して、自分の音に耳を傾ける余裕が出てきた。何度も弾いた曲なので、「ここはこういう音質でなくては」というのが見えている分、やりやすい。
ハイドンの「ひばり」も手をつけた。これまた、CDでよく聴いているので「こんな音色で弾きたい」というねらいを定めやすく、練習しやすい。よい音の出るポジションを考えたり、弓の使い方を考えたりして、少しでも理想に近づくように何度でも同じ場所を弾く。
こんな風に練習していると、以前に書いた物語を懐かしく思い出す。弦楽器弾きが登場する話。
上達のスピードに差はあるとしても、最初から上手い人はいない。こつこつと練習を重ねて、あるいはたくさん弾き込んで、ようやく楽器を自分の身体のようにあやつれるようになる。少しずつ上手くなる過程が面白いんだよな。
もっとも、本当の問題はそこから先で、どんな音を目指すかで音楽の質が決まってしまうのだけど。
物語を書くときも似てるんだよね。あるべき形が見えてさえいれば、それに近づけるように何度でも書き直せる。問題は何を目指すか、だ。
たくさん読んでたくさん書かなくちゃ。
↓でつぶやいていた原稿、書き直しに成功した模様。同人誌の会で合評を受けたのち、もう一度書き直せば、晴れて某公募に出せるかもしれない。
年単位で温めてきた大切なネタだから、最後まで書ききりたい。
こんな時間まで頑張ったのって、何ヶ月ぶり? でも、よく考えたら6月後半から7月にかけては飛ばし気味で書いてたもんな。
後で振り返ると、よくこんなに書けたなと感動するぐらい。(笑)
でも、必死になって書くたびに虚しさに襲われるのはなんでだろう。「頑張っても報われない症候群」(なんじゃそりゃ)に取り憑かれてしまったんだろうか。
年単位で温めてきた大切なネタだから、最後まで書ききりたい。
こんな時間まで頑張ったのって、何ヶ月ぶり? でも、よく考えたら6月後半から7月にかけては飛ばし気味で書いてたもんな。
後で振り返ると、よくこんなに書けたなと感動するぐらい。(笑)
でも、必死になって書くたびに虚しさに襲われるのはなんでだろう。「頑張っても報われない症候群」(なんじゃそりゃ)に取り憑かれてしまったんだろうか。