格闘中の長編の続報です。

総枚数は予定では３００枚。今のところ、これが手に負える最大値らしい。
が、前に書いた３００枚と比べると面白みに欠けるような……。いや、そんなことはないはず。と自分に言い聞かせつつ、後半部に取りかかる。

キャラクターの移植はほぼ成功。主役級の女の子が微妙に内気な性分になってしまったけれど大人への階段を上っているっぽい雰囲気になったので良しとする。男の子はほぼそのまま。三人称で書いて気がついたけど、彼は思っていた以上に外向きの子だった。落ち込んだら部屋にこもるのではく外へ出て行きたがる。自分で書いておいて言うのもなんだけど、健全だなぁ。その健全な彼がラストではごにょごにょ……となるんだから作者は鬼だ（笑）。

当初の予定では、ラストは大団円にするはずだったんだけど、昨夜魔が差して破滅型のラストを思いついてしまった。しかもそっちの方がどう考えてもインパクトの大きい読後感になる。でも、いくらなんでも主人公を亡き者にしちゃいかんよなぁ。うまいことバランスを取らなくては。

この長編が書き上がったら、たぶんここで連載中の小話をラストまで書けると思う。ただし、その前にもう一つ、廃墟と女の子の話を仕上げて某公募に送り出さなくては。