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心のつぶやきを吐き出す裏ブログです。
ブログのプロフィール
〈管理人名〉 O-bake

〈趣味〉 創作とクラシック音楽

〈主な内容〉
創作に関する覚書
ごくたまに掌編を掲載
テリトリーは童話からYAまで

〈お願い〉
時々、言葉が足りないために意味不明な文章があったり、攻撃的な文章がありますが、ここは毒吐き場なので、どうぞ見過ごしてやってください。

〈連絡先〉
管理人へのメッセージは、こちらのフォームからどうぞ

〈本家ブログ〉
びおら弾きの微妙にズレた日々
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定期演奏会が無事に終わった。今回は何かとトラブルが多くて綱渡りしながらの演奏会。
特に本番前日リハーサルの朝に娘が発熱したときはどうしようかと思った。万一娘が新型インフルエンザだったりしたら、自分も出演を自粛しなくてはならないのか?ただでさえ、不慮の事故ですでにVlaパートの人数が一人減っているのに?なんて。
結果的には娘はただの風邪でほっとしたのだけども、家事の手伝いはさせられないし、看病の手間がかかることには変わりない。気苦労も家事の量も1.5倍。楽しみにしていた終演後の宴会はパス。
もちろん家族を抱えながらオーケストラ活動をするなら、このぐらいの事件は覚悟の上だけども、時々思う。どう考えたって楽しい瞬間より苦労する時間の方が長いのにどうして続けているのだろうと。

話は代わって、今回の指揮者のこと。
要求がとてもシビアで、演奏中はのびのびと弾けず、絶えず緊張を強いられた。音楽的には至極当然な注文でも、音楽の表情の切り替えなど、実行する分には非常に集中力がいる。おかげでフラストレーションがたまるたまる。気を配らなくてはいけない箇所だらけで、とても音楽を楽しむどころではない。でもそれを乗り越えたところに、もう一段高い音楽の醍醐味というものがあって、それが指揮者を通じて僅かに見えてきた。

大変な思いをしなければ絶対に分からない種類の楽しみ、というか理想の境地、みたいなものがあるらしい。「もうダメかも」と思ったその先にあるもの。それはもの書きについても同じことなんだと思う。
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