同人誌の合評会が終わった。今日は年に一度のゲスト講師を招く日。
今年は５年前にずいぶんお世話になったＨ先生で、児童文学界のお偉いさんなのだが、性格が爆弾あるいは竜のような得体の知れない方で、今日は何が起きるかと地雷原の上を歩いている気分だった。幸いにも自分の回りでは不発で助かったが。（まあ、「楽しく書けてるからこれでいいんじゃない？」という台詞が褒めてるのかけなしているか、微妙なところだけど、文体と内容がうまく釣り合っているのは確からしい←クラオタ中学生を書いた話）

爆弾はともかく、文学の知識においては百戦錬磨の古狸のような方なので、ものの見方が洗練されている上に深い。これだけはどう頑張っても埋めようのない溝だ。オマケに言葉による攻撃能力と来たらそりゃもう重火器並み。

そしてたぶん、この先数ヶ月はこの古狸なお方と渡り合うことになる……可能性がある。５年前は圧倒的な力の差を前にして撤退を決め込んだけど、今度はもう少し踏ん張れると思う。

それから、来年は同人誌の１０号目を出すことになる。ので、ただ発行するだけでなくイベントや１０周年特集を組むことになる。ありがたいことに、例会場所をお借りしている市立図書館の館長さんが非常に同人誌を評価して下さって、「何でもお手伝いします」と言ってくださる。
来年の同人誌運営は面倒なこと、煩雑なことが増えるだろうがこれも腹をくくって引き受けなきゃならんのだろうなあ。お金は一銭も儲からないけど。