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心のつぶやきを吐き出す裏ブログです。
ブログのプロフィール
〈管理人名〉 O-bake

〈趣味〉 創作とクラシック音楽

〈主な内容〉
創作に関する覚書
ごくたまに掌編を掲載
テリトリーは童話からYAまで

〈お願い〉
時々、言葉が足りないために意味不明な文章があったり、攻撃的な文章がありますが、ここは毒吐き場なので、どうぞ見過ごしてやってください。

〈連絡先〉
管理人へのメッセージは、こちらのフォームからどうぞ

〈本家ブログ〉
びおら弾きの微妙にズレた日々
(一方通行です)
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久しぶりに宮沢賢治「銀河鉄道の夜」を読み返してみた。

物質界の宇宙と心的世界の宇宙が豊かなイメージによって結び付けられていて、美しいというほかはない。
美しさは極まると、悲しさや恐ろしさ、寂しさに転化するのだけど、その転化のラインを踏み越えていたな。
宇宙の深淵は美しく恐ろしく、静かに哀しいところだ。

賢治の童話は、イーハトーヴと呼ばれる架空の国を舞台にしたものが数多くあるけれど、それは彼の世界観を形にしたものであり、実は作家の頭のなかにはそれぞれのイーハトーヴ的世界があるに違いないと強く思った夜。例えば、ル=グゥィンのアースシー。指輪の中つ国。トーベ・ヤンソンのムーミン谷。&エトセトラエトセトラ。
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