ヤ×ハエレクトーンのイベントを済ませ、家族そろって近くのファミレスに入った。

近くに一組の家族（たぶん）がいて、やはり同じイベントの帰りなんだろう、曲作り（たぶんエレクトーンによる創作や編曲）について一番年長と思われる人物が語っている。席が近いだけでなく、声がよく通るので、いやでも耳に入る。その語りぶりは、熱っぽいのを通り越して説教調。そちらにちらりちらりと目をやり観察すると、一人は熱心に相づちをうっているものの心の中では何を思っているかわからず、残りの二人は、すっかり白けた感じ。
もしかして、気持ちいいのは語っている本人だけ？　とか思いつつ、目の前の食事を片づける自分だった。

音楽の魅力って言葉で語りだすとなぜか野暮ったくなってしまう。音楽のことは音楽で表現してみせるのがいちばん。