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心のつぶやきを吐き出す裏ブログです。
ブログのプロフィール
〈管理人名〉 O-bake

〈趣味〉 創作とクラシック音楽

〈主な内容〉
創作に関する覚書
ごくたまに掌編を掲載
テリトリーは童話からYAまで

〈お願い〉
時々、言葉が足りないために意味不明な文章があったり、攻撃的な文章がありますが、ここは毒吐き場なので、どうぞ見過ごしてやってください。

〈連絡先〉
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びおら弾きの微妙にズレた日々
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これは表記事の補足です。
表だと作者さんの目に触れる危険性があるので、卑怯臭いかなと思いつつ、ここで気になるあれこれをつぶやきます。

この作品、とても良くできていると思うのだけど、読み終わった後に後を引くものがない……。この作者さんなら、もっとずしんと胸に響く何かを残せるはずのなに。なんでだろうと、一晩かけて考えてみた。

思うに、物語をきっちり組み立てすぎたのではないだろうか。伏線をあちこちに引きまくり、それをすべて綺麗に回収している。それだけではなく、最初から簡単に見破れる伏線が三つぐらいあったこと。謎の答えはAかな?と思わせといて、実はBではなくCでした〜なんて話を自分が多く読み過ぎているせいかもしれないけれど、ちょっと直球勝負みたいな伏線が多かった気がする。

あとは、あえて回収しない伏線が残っていてもいいかな、と。何しろ舞台はあの遠野地方。人には計り知れない力が強く働く場所だから、結局誰にもわかりませんでした、という何かが残っていてもいいと思う。

後書きを読むと、この作品は同人誌に掲載されたものを加筆修正して単行本にしたという。
うーん。同人誌か。いいんだけど、批評に慣れすぎると、作品に穴が残せなくなるのよね。誰かに指摘/突っつかれるから。それに本人が気遣いないうちに、作品をそれらしい形や枠に収めようとしてしまう。

……というか、↑はほとんど自分に当てはまる問題じゃないのかしら;;
本当に、そろそろ同人誌やめて自由奔放に書く練習を積んだ方がいいと自分で思う。
でも止めてしまうと、客観的な視点を失うのでそれはそれで嫌だったりする。うーん、でも一度飛び出してそれから問題点の解決法を考えた方がいいかな。
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