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心のつぶやきを吐き出す裏ブログです。
ブログのプロフィール
〈管理人名〉 O-bake

〈趣味〉 創作とクラシック音楽

〈主な内容〉
創作に関する覚書
ごくたまに掌編を掲載
テリトリーは童話からYAまで

〈お願い〉
時々、言葉が足りないために意味不明な文章があったり、攻撃的な文章がありますが、ここは毒吐き場なので、どうぞ見過ごしてやってください。

〈連絡先〉
管理人へのメッセージは、こちらのフォームからどうぞ

〈本家ブログ〉
びおら弾きの微妙にズレた日々
(一方通行です)
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今年の夏は、ある児童文学会が主催する創作セミナーがある。児童文学作家を招いて実作指導をしてもらえるというので、ぜひに参加しようと思っているところだけども、肝心の作品がないと話にならない。
申し込みをするなら6月中には作品を書き上げなくてはならない。前に書いた話を手直しして使うか、新たに書き起こすか。
自分的には古い話の使いまわしは好きではないので、できたら新しい話を書きたいところ。

うーん、と洗面所でうなる。なぜかアイデアは洗面所にいると湧いてくることが多い。洗濯をしているときとか、歯磨きをしているときとか、洗った髪を乾かしているときなど。

で、思いついたのが、音楽ネタで、ホームレスなパーカッショニストと少年が出会う話。おお、先日見た映画がまともに影響してるな。<「タッチ・ザ・サウンド」
なんかねー、即興でガラクタを楽器に変えてしまえる人ってかっこいいなと思って。これを男の子の一人称で書いてみたらどうだろう。ありがちな話になってしまうだろうか。
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『ちっちゃい君へ☆10のお題』

1:むじゃきな笑顔
2:すなおな言葉
3:いやされる体温
4:うらぎらない心
5:おだやかな寝顔
6:もとめてくる手
7:かんろな涙
8:すんだ瞳
9:だきしめる身体
10:いとしい存在

配布元 La・campanella ~ラ・カンパネラ~

これは……。親→子という視点は避けたいな。
先日見つけた候補の中から、すぐ始められそうなものをメモ。日々眺めてネタが浮かべばいいんだけど。

夏の夜に惹かれて7のお題
1.夕涼み
2.浴衣
3.祭囃子
4.りんご飴
5.蛍
6.花火
7.天の川

配布元:気軽に7のお題

これは小学6年生の女の子二人に出てきてもらおうか

↓で掌編を書いて、なんだか調子にのってしまい、お題に挑戦してみようかなという気になった。原稿用紙3~5枚ぐらいで収まる小話をお題に沿って書いていったら面白いかな、と。

それでいざ、お題を探しにネットの海へ漕ぎ出したところ、使えるものが以外に少ない。なーんか、どれもこれも恋愛風味で、面白くない。まあ、提供者の年代を考えれば仕方ないかも。
それだけでなく、最初から作品のカラーを限定してしまうような、方向性の限られたお題も多いし、かといって、まったく無意味に言葉だけ並んでいても使いづらいし、シンプルで料理のしがいがありそうなのって、意外とみつけにくい。
なんてぶつぶつ文句をいいつつ、3つほど候補を見つけた。要は根気か。

しかし、かつて30題を棄権したという前科があるからなあ。大丈夫かな。
先週の同人誌例会に、↓でさんざん悩んでいた、戦争とロボットの話を提出した。どんな風に叩かれるかと期待予想していったが、みじん切りになるほどでもなく、設定上の穴を指摘してもらって助かったのと、あとは面白い反応があった。
この話、内容は多少固いが、基本的には小学生向けということもあったし、ミスマッチを意識してわざとですます調で書いた。すると「文章にいつもの切れの良さがなくて、読みにくかった」という反応と「淡々としていて、乾いていて無機質でとても好き」という反応があった。後者の意見を出してくれたのは、カフカとか三島が好きな人なので、ちょっと嬉しかった。やっぱりですます調でいこう。
ほかには「手塚漫画に出てくるのロボットみたいで…」という意見ももらった。まさにその辺を狙っているので、ちゃんとイメージは伝わったらしい。実際に意識していたのは、むしろPLUTOなんだけど。

鉄は熱いうちに打てってことで、今週中には第二稿を上げたい。
ちょーっとばかし苦労はしたが、なんとか形にはなった。<ロボットと戦争の話。
ロボットがどんぱちやる話ではなく、もっと日常に機械と戦争が入り込んでくる話にしてみた。
こんなの書いたのは初めてだが、やればできるもんだな。問題は、これを小学生向けの話として書いたことかもしれない。
新しく思いついた話の設定を書き出していたら、いい感じに筆が進んだ。
過去に戻るのではなくて、舞台を近未来に移して、そこで好きなように社会情勢をいじったら、結構すとんと自分の中で納得できるようになった。
もちろん戦争はメインテーマとして絡んでくるが、そこに生身の人間でなく、機械をはさんでみる。究極の兵器は、自分で判断しながら適切に武器を使えるロボットだと思うから(≠サイボーグ)、そういうブツ(苦笑)を登場させる。
近未来といえど、参考になりそうな話はそのへんにゴロゴロしているし、万博で実際にロボットの進化を見てきたからね。思っていたより設定はすらすら出てきた。

ああ、そうすると、2222年を舞台にして書いたあの話で、都市を覆う巨大ドームや、ドーム外の発電設備なんかをメンテするのは、屋外作業に特化したロボットか……。なるほど。たぶん循環バス(燃料電池か効率のいいバッテリーを持った電気バスか?? とにかくガソリンエンジンは考えられない)は、運転手なしで路線を走っているだろうな。 でもでも、今頃思いついてどうする、自分? なのだ。ま、そもそもドームが必要になるという設定自体に無理があるので、封印して正解だな。
すっかり煮詰まっていた↓のネタ、ぜんっぜん違うアプローチをした方がいいのかもしれないと考え始めた。
しかし、違うアプローチといってもねぇ。

と今日も洗濯機をまわしながら悩んでいたら、ちょっといいことを思いついた。
まずは書いてみよう。弱音を吐くのはそれからだ。
だめだー、このネタは今は手におえない。
と、「戦艦武蔵の最期」を読んで思った。
あれだけ残酷に無念に亡くなっていった人たちのことを読むと、中途半端な姿勢で書くことはできないと思い知らされる。
でも、大和ミュージアムや、旧海軍兵学校で数々の展示品を見たときに感じたあのショックは何らかの形で伝えたい。
どうしたらうまくいくんだろう。
そして、今、この国はどんな位置に立っていて、どこへ進もうとしているのだろうか。
世界の中で、真実、独立・中立をはかるには、何が必要なんだろうか。
戦後、あるいは開国してから失ったものはあるのか、あるならそれは何なのか。

この数日、ずっとそれを考えている。
たぶん、書くより考える時間の方が多いんじゃないかな。問題が問題だけに。

いっそ、音楽の話でも書いているほうがよほど楽だろうに、でも何かがそれを許さない。
なかなかうまくまとまらない。<新ネタ
戦争とか扱うと、一歩間違えれば説教くさくなったり、嘘っぽくなったり、やたら泣かせる話になったりして、スマートにまとまらない。
スマートにまとめる必要はないのだが、本来の意図と離れた方向に解釈されたら嫌だし。

ブラ4を聞きながらネタを練る。
この曲はとことんストイックなのが魅力なのよ。4楽章なんか、形式の網の目から怨念がにじみ出ていてさ。最高。檻の向こうに手を延ばそうとする無実の囚人みたいだ。
身体という檻をやぶってイデアの世界へ精神を飛ばそうとしたのがシューマンで、その弟子がブラームスだから、やっぱり似た者同士なんだな。

自分が書いていて同じような感覚を味わうことがある。どんなに書いても書いても、決して理想には手が届かなくてもどかしい。文字の羅列の向こうに、ひとつの世界を現出させたいのに、どうしてもうまくいかないで不恰好な世界になってしまうのだ。

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