心のつぶやきを吐き出す裏ブログです。
ブログのプロフィール
〈管理人名〉 O-bake
〈趣味〉 創作とクラシック音楽
〈主な内容〉
創作に関する覚書
ごくたまに掌編を掲載
テリトリーは童話からYAまで
〈お願い〉
時々、言葉が足りないために意味不明な文章があったり、攻撃的な文章がありますが、ここは毒吐き場なので、どうぞ見過ごしてやってください。
〈連絡先〉
管理人へのメッセージは、こちらのフォームからどうぞ
〈本家ブログ〉
びおら弾きの微妙にズレた日々
(一方通行です)
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先日、新聞(といっても小さな地方紙)に人物紹介を乗せたいから、と知り合いの人から取材を受けた。過去の出来事をずっと話していくと見事に音楽関係のことばかり。そうか、自分は音楽の人間だったかとあらためて自覚した次第。
6年前にうっかり児童文学の世界に足を踏み込んだのは、当時何も音楽活動に関わっていなかったからだろう。歌えず弾けないストレスを発散させる方便として、もの書きに飛びついたらしい。もちろん面白くなかったら今まで続いていないのだけど。
6年前にうっかり児童文学の世界に足を踏み込んだのは、当時何も音楽活動に関わっていなかったからだろう。歌えず弾けないストレスを発散させる方便として、もの書きに飛びついたらしい。もちろん面白くなかったら今まで続いていないのだけど。
で、卒論の正しいタイトルを確かめるために、実物を引っ張り出すことになったのだが、パラパラとめくるとつい内容に目が行く。何を書いたかなんて、とっくに忘れているのでかえって面白い。しかし。読み進めるうちに、驚いた。今現在の自分が本を読んだりもの書きするときのスタンスが、ずい分昔の卒論の中にくっきりはっきりと登場していた。
文学に対する感性は、学生のときにしっかり基礎が作られていたらしい。オーケストラの練習の合間に勉強していたようなものなのに。(笑)
若きヘミングウェイに大きな影響を与えたガートルード・スタインは、キュービズムの画家たちと好んで交流し、その手法を文学に取り入れようと試みた。新しいスタイルを使うことによってこそ、人間の本質や生命力を描けるのではないかとスタインは考えてた。
一方、ヘミングウェイはその手法を受け継ぎつつも、あくまで己の人生哲学を書き表そうとした。実際に戦場に身を置いたことがある彼は、生と死の対立や葛藤をとことん突き詰めようとした。死への恐れを描くこと、あるいは死と対比させることで生命の本質を描こうとしていた。
つまり、スタインにとって新しい文体の探求が目的であったが、ヘミングウェイにとって新しい文体とは、手段にすぎなかった。
とまあ、こんなようなことを書いていたわけだ。
思い返せば、卒論を仕上げたときは、何かに取り付かれたように明け方近くまでワープロを叩いていたなあ。期日ギリギリだったし。
文学に対する感性は、学生のときにしっかり基礎が作られていたらしい。オーケストラの練習の合間に勉強していたようなものなのに。(笑)
若きヘミングウェイに大きな影響を与えたガートルード・スタインは、キュービズムの画家たちと好んで交流し、その手法を文学に取り入れようと試みた。新しいスタイルを使うことによってこそ、人間の本質や生命力を描けるのではないかとスタインは考えてた。
一方、ヘミングウェイはその手法を受け継ぎつつも、あくまで己の人生哲学を書き表そうとした。実際に戦場に身を置いたことがある彼は、生と死の対立や葛藤をとことん突き詰めようとした。死への恐れを描くこと、あるいは死と対比させることで生命の本質を描こうとしていた。
つまり、スタインにとって新しい文体の探求が目的であったが、ヘミングウェイにとって新しい文体とは、手段にすぎなかった。
とまあ、こんなようなことを書いていたわけだ。
思い返せば、卒論を仕上げたときは、何かに取り付かれたように明け方近くまでワープロを叩いていたなあ。期日ギリギリだったし。
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