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心のつぶやきを吐き出す裏ブログです。
ブログのプロフィール
〈管理人名〉 O-bake

〈趣味〉 創作とクラシック音楽

〈主な内容〉
創作に関する覚書
ごくたまに掌編を掲載
テリトリーは童話からYAまで

〈お願い〉
時々、言葉が足りないために意味不明な文章があったり、攻撃的な文章がありますが、ここは毒吐き場なので、どうぞ見過ごしてやってください。

〈連絡先〉
管理人へのメッセージは、こちらのフォームからどうぞ

〈本家ブログ〉
びおら弾きの微妙にズレた日々
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一年間受講していた創作講座の最後の添削原稿が帰ってきまして。
いつものように数日寝かせたあと、おもむろに開封して中を確認した。
内容的に突っ込まれたのはほぼ予想通りの箇所だったけれども、それ以外に自分の文章の粗さに驚いた。同じ表現や単語をほんの数行内で何度か繰り返してしまうというクセがあって。気をつけさえすればかなり防げるのだが、話の筋を追いかけて書くことに夢中になっていると、ついやらかしてしまう。提出する前に見なおしたつもりだったが、相当数残っていた。




教訓:必ず最終稿は重箱の隅をつつくようにチェックしましょう。できれば、チェックの前には頭を冷凍庫に突っ込んでキンキンに冷やしておくこと。

次にタイトル付けのコツを伝授してもらい、最後に励ましの言葉を頂戴した。「この一年で力をつけました」と。頑張りを認めてもらえるのはとても嬉しい。頑張って書きあげた原稿を「あなたはなんでも器用にこなすから(上手くて当たり前)」と言われた場合のがっかり感と比べるともう天と地の差。もちろん褒めてもらうために書いているわけではないが、達成感があるとないとではその後のやる気に相当差が出る。

そして、最後の最後にダメ押しの一行。
「今後もぜひ書き続けて下さい。あなたにはプロになる力があります」
シンプルな言葉が持つこの破壊力、想像できるだろうか。
だれでも達成したい目標があれば、それを毎日のように自分に言い聞かせることぐらいするだろうし、自分も折にふれて自分に言い聞かせてきた。でも、それは願望に過ぎず、外側から自分の可能性や力量を保証してくれるものは何もない。影を相手にボクシングをしているようなものだ。けれども、他人から、特に自分の力量がどのレベルにあるか正確に評価できる他人からこの言葉が発せられたならどうだろう。影は実体となり、言葉は現実化する。プラシーボ効果と言われようとなんと言われようと、実体化した言葉が向こうから近づいてくるような錯覚さえ起こす。

ここまで来たら本当にもう後には引けないなと思う。ハシゴを蹴り落とした感じ。

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