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心のつぶやきを吐き出す裏ブログです。
ブログのプロフィール
〈管理人名〉 O-bake

〈趣味〉 創作とクラシック音楽

〈主な内容〉
創作に関する覚書
ごくたまに掌編を掲載
テリトリーは童話からYAまで

〈お願い〉
時々、言葉が足りないために意味不明な文章があったり、攻撃的な文章がありますが、ここは毒吐き場なので、どうぞ見過ごしてやってください。

〈連絡先〉
管理人へのメッセージは、こちらのフォームからどうぞ

〈本家ブログ〉
びおら弾きの微妙にズレた日々
(一方通行です)
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我が家にお犬様が来てから2年たった。ということは東北の大地震からも2年たったということだ。
「復興」は進んでいるようで進んでいないし、彼の地の原発はくすぶり続けているし、この国の政府は原発を廃止しない方向へ舵を切った。
あれから2年後の世界の中で、自分はどこにどんな風に立っているんだろう、あるいは立つべきなんだろう。

ほぼ日サイトはこんな企画をアップした→

あの時の思いを、子どもとの関連で綴ってもらった読者さんからのメールがたくさん掲載してある。それだけで、「ご冥福を」とか「がんばろう」とか前向きな言葉も後ろ向きな言葉も無い。なんだけど、事実というのは、たとえ一つ一つが些細なエピソードだとしても、たくさん積み重なると大きな存在感を持って世界の片鱗を表してくれる。

あの時、大勢の親たちが子を思い、子は親を思った。互いの年齢がいくつであろうと。まだこの世に現れていない命さえ母に守られ母を支える。

その人間のあり方の根本みたいなものがむき出しになった時--ヒラサワ語法を使うなら「時代」--があの震災だったのだと強く思う。

その時代は収まったかにみえて、実はまだ続いていて、私たちはどんな選択を重ねてゆけばいいのか時代に試されている最中なのだ。

今日のお犬様は、男子中学生が食べ残して居間に放置した栗ぼうろを勝手に食べ散らかし、夜中になってやたらに興奮している。
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