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心のつぶやきを吐き出す裏ブログです。
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〈管理人名〉 O-bake

〈趣味〉 創作とクラシック音楽

〈主な内容〉
創作に関する覚書
ごくたまに掌編を掲載
テリトリーは童話からYAまで

〈お願い〉
時々、言葉が足りないために意味不明な文章があったり、攻撃的な文章がありますが、ここは毒吐き場なので、どうぞ見過ごしてやってください。

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びおら弾きの微妙にズレた日々
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先日、奇妙なくせに妙に生々しい感触の残る夢を見た。

大勢の人が行列を作っている。行列は2本ある。自分と友人も列に並ぶが、本能的にそっちは行ったらダメなやつ、とわかっていてあえて並ぶ。列は進んでおやつが振る舞われたが、いよいよヤバみが増してきたので友人ともども逃げ帰ったわけだが、その後がエグい。逃げ帰ってから「あのおやつはヤバかったね」とかいいながら持ち帰った食べ物をほんの一口味見をする。するとそれが得も言われぬ不味さ。口の中でグニュっとつぶれてあとは空気のように消えてなくなり、あとに残るのは死臭のような嫌なにおい。夢の中でにおいを感じるのも珍しい。それほどにリアルな感触の夢だった。



同じ頃に見た夢で、もうひとつ印象に残るものがある。詳細は省くが、端的には魂のパートナーに出会う夢だ。二回ぐらい見ている。相手の顔は毎回違うが、自分の存在を完全に理解し受け入れてくれる存在だということだけは変わらない。

最近、あまり見たことのない妙な夢なので、つい原因になるような何かをしていないかと考えはじめ、もしかしたらアレかもしれない、と心当たりをつけてみた。

「アレ」というのは最近読み散らかしている本のことだ。

まず、この数ヶ月仕事上でモヤモヤすることが多く、ついキン○ル読み放題の中からビジネス&自己啓発系の本に手を出すことが増えた。もちろんそういった本のすべてが浅くてつまらないわけではなく、ごくたまに当たりの本もあるので、もう藁をも掴む思いだ。

その一方で、川内有緒『バウルを探して』でベンガル地方に伝わる吟遊詩人の存在を知り、彼らの哲学に興味を持ち、タゴールという詩人の本も読み始めた。こちらは、世のお金の流れとは無関係な世界の話、己の内部に神を見る哲学の話だ。

おわかりだろうか。
ビジネスコーナーに並んでいるタイプの自己啓発書は、並んだらアカン方の列で、タゴールの詩、ひいてはバウルの思想が魂の友となることを。

ぶっちゃけた話、お金は世の中の大抵の問題を解決できる。お金があれば異性の気も引けるし、子育ても順調、勉強も十分にできるし好きなことにも打ち込める。さらに言えば「好きなことをして稼ぐ」だってお金に余裕があればこそだし、健全な心身を保つためにもある程度の資金は必要だ。でもそれだけでは魂の根源的な救済ができるとは限らない。そのへんのバランスが難しいし、迷いがありまくるので、夢に出てくるのだろうな。


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