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心のつぶやきを吐き出す裏ブログです。
ブログのプロフィール
〈管理人名〉 O-bake

〈趣味〉 創作とクラシック音楽

〈主な内容〉
創作に関する覚書
ごくたまに掌編を掲載
テリトリーは童話からYAまで

〈お願い〉
時々、言葉が足りないために意味不明な文章があったり、攻撃的な文章がありますが、ここは毒吐き場なので、どうぞ見過ごしてやってください。

〈連絡先〉
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〈本家ブログ〉
びおら弾きの微妙にズレた日々
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ホームオケの本番が終わって一週間後、もう一つのオーケストラの練習に顔を出す。ブルックナー8番の練習。
その日は仕事がどうしても休めず、午前のみの出席になってしまう上、ろくにさらってもいないのだが、弾けても弾けなくても音楽の中に身をおくことは大事だし、せっかく本番前の(やけくそ的な)猛練習でエンジンがかかってきた腕や手を怠けさせたくないもので。

しかし、行ってみれば出席率はあまりよろしくない。たまたま近隣のオーケストラで来団練習が何件かあったようで、掛け持ちしている奏者はそちらに行ってしまったらしい。特にビオラとかチェロとか1プルートです。ベースは無人だったし。

それでも壊滅的にならない中低弦。弾ける人がちゃんといて支えていたからだった。全然できない組の自分は、ブル8は2回めだというビオラトップとチェロの大先輩に挟まれて、非常に美味しい思いをしながらなんとか3楽章をしのぐことができた。

弾ける人の隣に座るととても楽。ピッチや呼吸はすべて合わせればいいし、合わせながら弾き方や音程もマスターできるし、同じ2時間の練習でも得られる情報量は普段の倍、もしくはそれ以上になる。他の楽器も上手い人が多いせいか、スムーズに音楽の中に入れてとても楽しい。

実は、いつもホームオケでは弾いても弾いても不完全燃焼の感があって、なんでだろうとずっと疑問に思っていた。先日の練習と比較して思うに、音楽がバラバラしていて一体感が得られないからなんだろうねえ。これは技術の問題もあるけれど、やはり合わせようという意志が足りなかったり、全体の中の一部分を演奏している、という意識が少なかったり、そもそも音楽が一体となった美味しい瞬間をあまり体験してないせいもあるんじゃないかと思った。
例えば、本番で弾いたベートーヴェンの8番。お客さまの反応はともかく、団員の中では「弾いていて楽しかった」という声が聞こえて、ああいう楽しさが合奏のたびに味わえたら、そりゃ練習に熱も入るというもの。




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