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心のつぶやきを吐き出す裏ブログです。
ブログのプロフィール
〈管理人名〉 O-bake

〈趣味〉 創作とクラシック音楽

〈主な内容〉
創作に関する覚書
ごくたまに掌編を掲載
テリトリーは童話からYAまで

〈お願い〉
時々、言葉が足りないために意味不明な文章があったり、攻撃的な文章がありますが、ここは毒吐き場なので、どうぞ見過ごしてやってください。

〈連絡先〉
管理人へのメッセージは、こちらのフォームからどうぞ

〈本家ブログ〉
びおら弾きの微妙にズレた日々
(一方通行です)
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日々ツイッターを流し読みするのが趣味となっている今日このごろだが、主に世の中の動きを見るために眺めている情報の中に、時折心洗われる写真やイラスト、文章が混じっていて、そういったものに出会うことも楽しみのひとつとなっている。




美しい何かを上げるアカウントはだいたい決まっていて、特に気に入ればフォローするし、時々リツイートで流れてくればそれで充分、というのもある。

後者に該当するアカウントの中に特別美しくて含蓄のある文章を綴る人がいる。心の内側を見つめ外の景色とつなげ、闇に触れるギリギリのところを繊細でやわらかな響きの言葉で表現する。本来なら直接フォローしてもおかしくないぐらい美しい呟きなのだが、何かがひっかかっていつもリツイされ流されてくる呟きを読むのみにしている。

今日、その方の書くnoteを読んで、ひっかかりの理由がわかった気がした。

身も蓋もない言い方をすれば、美しい言葉で綴るには深すぎて重すぎる闇を抱えている人だからだ。もっと激しい言葉、汚い言葉、強い言葉で表現しなければ釣り合わないものを、あえて平明な、人を傷つけないタイプの言葉で包んで表現している、あるいは表現せざるを得ず、その不釣り合いさが、居心地の悪い違和感の原因だった。

もちろん、その人ができる精一杯の表現をしている、そのことはよくわかるし、文章が殊更に刺さるのは美しさの向こうに闇が見えるからにほからならない。

翻って自分の文章を見る。あえて表面的なことしか書かないようにしているツイッターの文章を。まるで合わせ鏡だな、と思った。もちろんツイッターは深い話をするには不向きなツールだが、では自分のnoteの文章はどうなのかといえば、やはりできるだけ事実を並べるような書き方をしている。深い気持ちや味わいを言語化することを避けているかのように、事実の取捨選択と並べ方で、言葉の向こうにあるものが伝わるように。でも結果的には、そこまで文章を練り込む気力が足りなくて、結局表面的な情報しか並べることのできない記事ばかりが並んでいる。

他人がきちんと書いた文章を読み込むということは、結局自分を写す鏡でもあり得るし、それに気づくことができたのは幸いだということ。







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