心のつぶやきを吐き出す裏ブログです。
ブログのプロフィール
〈管理人名〉 O-bake
〈趣味〉 創作とクラシック音楽
〈主な内容〉
創作に関する覚書
ごくたまに掌編を掲載
テリトリーは童話からYAまで
〈お願い〉
時々、言葉が足りないために意味不明な文章があったり、攻撃的な文章がありますが、ここは毒吐き場なので、どうぞ見過ごしてやってください。
〈連絡先〉
管理人へのメッセージは、こちらのフォームからどうぞ
〈本家ブログ〉
びおら弾きの微妙にズレた日々
(一方通行です)
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昨年に引き続き、今年も某公募に200枚の作品を提出した。昨年は竜の話だったけれども、今年はミューズです、女神様です。
今回は書いていて本当に楽しかったけれど、いつもの悪い癖で、一度最後まで組み上げた物語をその場のノリで組み替えてしまい、結果、時間が足りなくなるという……。
今回は書いていて本当に楽しかったけれど、いつもの悪い癖で、一度最後まで組み上げた物語をその場のノリで組み替えてしまい、結果、時間が足りなくなるという……。
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この9月末に中編をひとつ、公募に出してきた。9月は町内会行事がないから楽勝~♪ と思っていたが実は10月にある運動会の下準備を始めたり、子どもたちの文化祭や体育祭に顔を出したり、トリエンナーレに出かけたりと、なかなか予定が詰まっている月だった。
「忙しい」を言い訳にしているうちは何もできないので、とにかく書けるときに書く。時には職場にタブレットを持ち込んででも書く。で、何とかそれらしい形に書き上げた。
今年はリハビリの年なのて、出来不出来はともかく、期限までに要求された形のものを書いて出す、という作業ができるようになるのが目標。
これで今年の公募ミッションは3つ目のクリア。あとは年末に出す短編がひとつあるので、それに向けてネタ練り。
で、ここからが本題。
「忙しい」を言い訳にしているうちは何もできないので、とにかく書けるときに書く。時には職場にタブレットを持ち込んででも書く。で、何とかそれらしい形に書き上げた。
今年はリハビリの年なのて、出来不出来はともかく、期限までに要求された形のものを書いて出す、という作業ができるようになるのが目標。
これで今年の公募ミッションは3つ目のクリア。あとは年末に出す短編がひとつあるので、それに向けてネタ練り。
で、ここからが本題。
昨日も書いたけれど、六月いっぱいかけて物語をひとつ書き上げた。
架空の世界を舞台にした話で、とりあえず新しく町を設定した。すると面白いことに、自分の脳内地図に、新しく町ができて、下手すると成長を始める。
すでにこの脳内地図には、ひびきの森やら近未来のドームの町やらミューズの世界やら、妖が暮らす世界とか、いろいろあってそこに新しく一つ加わった感じ。
物語を作るということは脳内世界をひとつ増やすということで、一度生まれてしまった世界は、それが外の世界に公開されてもされなくても、作者の内側に確かに存在する。もし外の世界へ飛び出し、誰かに読まれ、幸いにも読み手がその世界を気に入って受け入れてくれたなら、その人の内側でもまた増殖を始めるわけで。
それはそれで嬉しいことなのだが、とにかく今は新しい世界が生まれたということをめでたく思いたい。
架空の世界を舞台にした話で、とりあえず新しく町を設定した。すると面白いことに、自分の脳内地図に、新しく町ができて、下手すると成長を始める。
すでにこの脳内地図には、ひびきの森やら近未来のドームの町やらミューズの世界やら、妖が暮らす世界とか、いろいろあってそこに新しく一つ加わった感じ。
物語を作るということは脳内世界をひとつ増やすということで、一度生まれてしまった世界は、それが外の世界に公開されてもされなくても、作者の内側に確かに存在する。もし外の世界へ飛び出し、誰かに読まれ、幸いにも読み手がその世界を気に入って受け入れてくれたなら、その人の内側でもまた増殖を始めるわけで。
それはそれで嬉しいことなのだが、とにかく今は新しい世界が生まれたということをめでたく思いたい。
久しぶりに宮沢賢治「銀河鉄道の夜」を読み返してみた。
物質界の宇宙と心的世界の宇宙が豊かなイメージによって結び付けられていて、美しいというほかはない。
美しさは極まると、悲しさや恐ろしさ、寂しさに転化するのだけど、その転化のラインを踏み越えていたな。
宇宙の深淵は美しく恐ろしく、静かに哀しいところだ。
賢治の童話は、イーハトーヴと呼ばれる架空の国を舞台にしたものが数多くあるけれど、それは彼の世界観を形にしたものであり、実は作家の頭のなかにはそれぞれのイーハトーヴ的世界があるに違いないと強く思った夜。例えば、ル=グゥィンのアースシー。指輪の中つ国。トーベ・ヤンソンのムーミン谷。&エトセトラエトセトラ。
物質界の宇宙と心的世界の宇宙が豊かなイメージによって結び付けられていて、美しいというほかはない。
美しさは極まると、悲しさや恐ろしさ、寂しさに転化するのだけど、その転化のラインを踏み越えていたな。
宇宙の深淵は美しく恐ろしく、静かに哀しいところだ。
賢治の童話は、イーハトーヴと呼ばれる架空の国を舞台にしたものが数多くあるけれど、それは彼の世界観を形にしたものであり、実は作家の頭のなかにはそれぞれのイーハトーヴ的世界があるに違いないと強く思った夜。例えば、ル=グゥィンのアースシー。指輪の中つ国。トーベ・ヤンソンのムーミン谷。&エトセトラエトセトラ。
この6月は本も読まず、ブログの更新をするどころかろくに呟きもせず、何をやっていたかと言うと、200枚の作品を書き上げて投稿してきた。
3年前に投稿しそこねたブツをリライトしてそれらしい形に仕上げてみた。 長編を書いたのは約2.5年ぶり。いっときは書くどころか読むことにまで拒絶反応があったので、今でも書ける力があるんだとわかって安心した。書いていて楽しかったしね。
それにリライトとはいえ、7割近くは新たに書き下ろしたので、よくも3週間で書ききったものだと軽く感動している。もちろん仕事をしながらだし、町内会の雑用はあるし、湯沸器が壊れるアクシデントまで起きる中で、ほんと、よくやったと思う。むしろ忙しいから予定通りノルマをきっちりこなす習慣がついたのだろうか。それとも日常業務と物書きの時間がほどよく交互にとれたので能率が上がったのだろうか。いずれにせよ、良い傾向だ。
せっかく投稿したので、よい結果が出るようにお祈りしておこう。
3年前に投稿しそこねたブツをリライトしてそれらしい形に仕上げてみた。 長編を書いたのは約2.5年ぶり。いっときは書くどころか読むことにまで拒絶反応があったので、今でも書ける力があるんだとわかって安心した。書いていて楽しかったしね。
それにリライトとはいえ、7割近くは新たに書き下ろしたので、よくも3週間で書ききったものだと軽く感動している。もちろん仕事をしながらだし、町内会の雑用はあるし、湯沸器が壊れるアクシデントまで起きる中で、ほんと、よくやったと思う。むしろ忙しいから予定通りノルマをきっちりこなす習慣がついたのだろうか。それとも日常業務と物書きの時間がほどよく交互にとれたので能率が上がったのだろうか。いずれにせよ、良い傾向だ。
せっかく投稿したので、よい結果が出るようにお祈りしておこう。
夏目漱石には、高校生のころはまった。小説の中では「それから」と「門」が好きだったが、一番好きだったのは「夢十夜」と「硝子戸の中」だった。後者はあきらかに随筆で、前者は随想とも幻想短編ともつかない不思議な、でも心の深いところにひびく作品だった。
先日、茂木健一郎氏がフェイスブックで漱石の「硝子戸の中」の一編を、温かい感想とともに紹介していた。それがきっかけだったと思う。その後ほどなくしてkindleで漱石の作品がほぼ全部、しかも本来は全集を開かなければ見つからない講演記録までが無料で入手できると知って、手当たり次第にiPhoneに放り込んだ。
先日、茂木健一郎氏がフェイスブックで漱石の「硝子戸の中」の一編を、温かい感想とともに紹介していた。それがきっかけだったと思う。その後ほどなくしてkindleで漱石の作品がほぼ全部、しかも本来は全集を開かなければ見つからない講演記録までが無料で入手できると知って、手当たり次第にiPhoneに放り込んだ。
久しぶりに昔の同人誌を読んだ。抜けたのが一昨年、昨年は送られてきたもののあまり読む気にならず放置。今年はたまたま図書館で新刊を見て手に取り、パラパラと中を見てみたら面白かったのでその場で購入。
どうして面白かったのかというと、メンバーがだいぶ入れ替わっていたせいか新鮮な空気を感じたから。二人抜けて二人入る。総勢6人の集団だから3分の1が入れ替わっていたわけだ。これは影響が大きい。
結果、力の入った長編が多くて6作中5作が100枚ごえ。トリを飾った作品は300枚。内容の内訳は謎解きがひとつ、成長ドラマがひとつ、動物ものがひとつ、FTがふたつ。正直レベルは甲乙丙とあるけれど、頑張りはよく伝わる。文章からは個性が伝わる。
どうして面白かったのかというと、メンバーがだいぶ入れ替わっていたせいか新鮮な空気を感じたから。二人抜けて二人入る。総勢6人の集団だから3分の1が入れ替わっていたわけだ。これは影響が大きい。
結果、力の入った長編が多くて6作中5作が100枚ごえ。トリを飾った作品は300枚。内容の内訳は謎解きがひとつ、成長ドラマがひとつ、動物ものがひとつ、FTがふたつ。正直レベルは甲乙丙とあるけれど、頑張りはよく伝わる。文章からは個性が伝わる。
このブログのタイトルともなった「Back to Nowhere」を読み返してみた。
これを書いたのがたった1年前だというのが信じられない。去年の今頃、せっせと桃香と然也の話を書いていたという実感がまるでない。もっと前のことのような気がする。
この一年の間、それほど変化があったということなのだろう。確かに児童文学のサークルはやめたし、オーケストラまで休止しちゃったし(これは本当に予定外)、仕事を始めてるし、ダンナの実家は焼けてなくなる、苦手なお犬様がやってきて凸凹な同居生活始めてるし。
おかげで今なら冷めた視点で、というか、他人的な視線で物語を読めるようになった。するといくつか重要なポイントが見えてくる。書いている最中は無意識のうちに書いていて、でも後から見るとあれは必然だったんだと思えるポイントが。
それらを言葉にするには、かなり微妙な感覚を必要とするので、今だ! と思ったときに書き留めておかないと。
(ついでに、プチ改稿も/汗 だって意味不明だったり矛盾を生じている場所がいくつかあったし)
これを書いたのがたった1年前だというのが信じられない。去年の今頃、せっせと桃香と然也の話を書いていたという実感がまるでない。もっと前のことのような気がする。
この一年の間、それほど変化があったということなのだろう。確かに児童文学のサークルはやめたし、オーケストラまで休止しちゃったし(これは本当に予定外)、仕事を始めてるし、ダンナの実家は焼けてなくなる、苦手なお犬様がやってきて凸凹な同居生活始めてるし。
おかげで今なら冷めた視点で、というか、他人的な視線で物語を読めるようになった。するといくつか重要なポイントが見えてくる。書いている最中は無意識のうちに書いていて、でも後から見るとあれは必然だったんだと思えるポイントが。
それらを言葉にするには、かなり微妙な感覚を必要とするので、今だ! と思ったときに書き留めておかないと。
(ついでに、プチ改稿も/汗 だって意味不明だったり矛盾を生じている場所がいくつかあったし)
といっても、自分に関わることでなく、物語のモチーフとしての話。
すぐれた絵本のレビューを定期的に送ってくれるメルマガをとっていて、先日は、恵まれない少年が実は一国の王子さまだったという冒険ファンタジーが紹介されていて、なんだか古臭いパターンだなと思うと同時に、ああそうかとピンとくるものがあったのだ。
すぐれた絵本のレビューを定期的に送ってくれるメルマガをとっていて、先日は、恵まれない少年が実は一国の王子さまだったという冒険ファンタジーが紹介されていて、なんだか古臭いパターンだなと思うと同時に、ああそうかとピンとくるものがあったのだ。
東日本大震災以降(個人的には「ダンナの実家が焼けちゃった事件」以後)、創作された言葉(小説だけでなく、雑誌の記事やブログやツイッターなどweb上の文章も含む)に対してアレルギーみたいな拒絶反応を起こしていて、しかもそれが数週間どころか2ヶ月以上続くのでどうなることやらと自分でも面白半分で観察していたが、先日、図書館でよい処方箋を入手した。
高橋源一郎「さよなら、ニッポン ニッポンの小説2」
いつもツイッター上で一方的にお世話になっている作家さんで、深夜、不定期に流れてくる「深夜ラジオ」にはよく耳を傾けていた。(今はほとんどツイッターをのぞかないので、深夜ラジオにもご無沙汰中)
高橋源一郎「さよなら、ニッポン ニッポンの小説2」
いつもツイッター上で一方的にお世話になっている作家さんで、深夜、不定期に流れてくる「深夜ラジオ」にはよく耳を傾けていた。(今はほとんどツイッターをのぞかないので、深夜ラジオにもご無沙汰中)